活動報告

活動報告

ご無沙汰をしております。

 先月4月14日から16日まで八郎潟を中心に秋田県の視察に行ってまいりました。少しハ-ドなスケジュ-ルでしたが、大変に有意義な視察でした。
  八郎潟干拓事業は世紀の大事業であり、開発計画は江戸時代から幾度もありましたが、財政やその他の事情により実施にはいたりましんでした。実は再びその干拓計画が進められたのは昭和31年のこと。戦後の食料不足を解消するために、国の事業として農地を増やす計画が進められました。日本の土木技術を結集し、またオランダの技術協力を得て、ついに八郎潟干拓事業計画が完成し、昭和32年に事業の着工となりました。
  以後、順調に工事は進み、昭和52年に20年の歳月と約852億円を投じた大事業が終了し、八郎潟は約17,000ha余りの新生の大地へと生まれ変わりました。




八郎潟干拓は最初に内側に堤防を築造してから水を排水し、埋め立てをしないで農地にしているため、約海抜-5mの為に排水の調整をこの八郎潟基幹施設管理事務所が今も行っています。

この巨大なポンプで排水




八郎潟干拓事業で誕生して50年の大潟村






大潟村は人口約3000人で殆どが農家です。大潟役場にて自然エネルギ-発電の事業化に向けての説明をうけました。




2日目に伺った秋田県立医療療育センタ-は養護学校も隣接した医療型障害児入所施設他医療複合施設で、運営する地方独立法人 秋田県立療育機構の理事長始めセンタ-長から概要説明を受けました。




 2日目午後秋田県庁に伺い、産業労働部資源エネルギ-課の担当者から、秋田県ソフトセルロ-ス利用TPや再生可能エネルギ-等の取り組みに付いて調査させていただきました。
 
 最終日は岩手県庁で、これまでの復興状況や第二次復興計画について伺い、今後の愛知県での防災に繋げたいと思っています。